- 日本時代は日本航空 JAL国内線旅客部に6年間勤務
大阪国際空港支店旅客部 地上職業務全般を担当
大阪国際空港店内の社内教育のインストラクターを兼務
- 1996年香港に渡航 同年 Epson Hong Kongに勤務
- 1999年 The Sanwa Bank Ltd. HK Branch
( International Treasury & Dealing Department)に勤務
*同社はその後統合され、銀行名がUFJ Bank Ltd. Hong Kong Branchに変更
チーフディーラーのアシスタント業務からスタートし、為替・デリバティブズの
クウォートや、為替ディールを扱う他、ディーリングルーム内のアドミン業務、経費・予算管理なども担当
- 2004年 Meiji Yasuda Capital Management Asiaに転職
- 2006年 UBS に入行
プライベート・バンキングのジャパンチーム勤務 体調不良で、同年に退職。この時の経験がきっかけとなりマインドフルネスと出会う。
【ヨガ&マインドフルネスとの出会い】
2007年 ヨガと出会う。
仕事を辞めて療養生活に入ったものの、不眠や背中の激痛は治まらず、喘息も悪化。その上仕事という生き甲斐を失ってしまったことも原因となって完全に鬱状態へと落ちていた時期。中でも一番悩まされていた痛みについては、東洋医学に目を向けて中医師にかかり鍼灸や漢方の治療を受けても、有名なオステオパシーや、カイロプラクティック、気功の治療などありとあらゆるものを試してみても目に見えて良くなる気配はなく。ますます落ち込んでいく日が続いた。そんなどん底の時に思い立ったのがヨガを試すことだった。ただでも運動が苦手な上、体調は最悪。心も体もガチガチにかたまっていた当時の私にとって、ヨガを試すという選択は相当勇気のいるものだったが、他にできることは見当たらず、藁をもすがる思いでヨガスタジオへ出向くことにした。そうして初めてトライアルレッスンを受けてみた私は、気(エネルギー)が少し上昇するのを体感した。一度のクラスで体が変わるはずもないのだが、ずっと体を覆っていた圧迫感がふわりとゆるみ、心が少し軽くなったのを感じたのだ。
「また家に帰ったらいつものどんよりした気分に戻るんだろうな。でも、これをもし毎日続けたら、何かが変わるに違いない!」
直感的にそう感じた私は、ヨガのクラスについていく自信など全くなかったものの、とにかく手続きを済ませて翌日からヨガスタジオに通う決心をした。スタジオでの体験は、他の運動とは随分異なり、不思議と知的好奇心がそそられる、とても興味深いものだった。ヨガはジャッジをしない。隣の人と比べたりもしない。自分を見つめ、自分の中にどんどん入っていく行為であるということも初めて教わり、驚いた。そうしていくうちに、恐る恐る自分と向き合うようになっていった。
当時香港では、第一線で活躍する金融系のディーラーやトレーダー、医者、弁護士、会計士といったビジネスマン達が、朝仕事に行く前にヨガスタジオでトレーニングをする姿を見て感銘を受ける。更に、平日のランチタイムや夕方のクラスが、いつもビジネスパーソンで賑わっていたことも印象的だった。
私はヨガのポーズで体を整えていくと同時に、瞑想法や呼吸法、インド哲学にも興味を持ち学びを深めていくうちに、不思議と心がだんだん開放されていくのを感じた。相変わらず体のあちこちに痛みはあっても、自分が自分自身と向き合って努力しているおかげで、真っ暗だった心に光が指し、道が照らされるのを感じるようになっていった。
このような自身の体験から、瞑想を取り入れたマインドフルネスの一連の習慣が、ビジネスパーソンの強い味方となっているということに気づく。香港の第一線で活躍する彼らがヨガを日常のルーティーンに取り入れる本当の理由が見え始めたのは、この時期である。
こうして暗闇から這い出していった私は、高齢で妊娠・出産、海外子育てを経験。ヨガにおいてはやがてティーチャー・トレーニングを受け、公式のヨガ講師としての第一歩を踏み出すに至る。
【指導実績について】
2016年に日本に帰国後は、この万能性の高いマインドフルネスの持つ魅力を伝えるべく新たな活動をスタート。
マインドフルネスのトレーニングプログラムを自ら開発し、自社の教育プログラムとして取り入れていることで有名なGoogle社が、「思いやりのある会社」として本業のビジネス以外の分野においても世界の各地域で貢献していることに非常に感銘を受ける。それがモティベーションとなって、現在はマインドフルネス・セラピーや、マインドフルネスセミナーにより力を入れつつある。大学の教職員や、幼稚園教師、保育士、医療施設の勤務者など法人向けセミナーで講師として登壇する機会が増えつつある本年は、第一線で活躍するビジネスパーソンや、これから世に出て活躍することが期待される若者達にもっと広く、この「最強で万能なビジネスツール」の技をお伝えしようと活動を広げている。そんな私の夢は、日本の若者たちのEQ、イモーショナル・インテリジェンスを高め、愛や思いやりの溢れる職場や社会を実現させること。
May all beings be Happy, Peace, and Liberated
生きとし生けるものが自由や平和、そして幸せに満たされますように。
マインドフルネスな思いやりが、日本の大地でたくさんの花を咲かせますように。
- 現在の活動拠点: 大阪市内にて、少人数制(最大5名程度)レッスン開催
- 1回のレッスン時間の目安:
レギュラークラス 90分、ワークショップ、セミナー 120分から - 受講生の職業:大学教授、講師業、医者、レントゲン技師、企業経営者、商社マン、CA、パイロット、声楽家、OL、ITエンジニア、SE
【お客様の声】
◆教わったことを自宅で毎日実践した所、心身共に柔軟になり、仕事の疲れを感じなくなっただけでなく、何事にも積極的にチャレンジできるようになりました。その上スリムになり、持病の腰痛も治りました。(30代男性・SE)
◆20代なのでまだまだ身体は元気だと思っていましたが、教わった通り体を動かしてみると全身が痛み凝り固まっていることが分かりました。健康的に働く為に、今のうちから身体を整えることが必要だと思いました。(20代女性・会社員)
◆便秘体質ですが、ワークショップ終了後なぜかすぐに便意がきました。また排泄の際は、自分の中にあるモヤモヤやネガティブな感情なども一緒に身体から出ていったような感覚があり、お腹も気持ちもかなりスッキリしました。(20代女性・会社員)
◆ヨガ的な動きは余り行っていないのに、教わった方法で体がほぐれて大変リラックスできました。驚いたことに、痛み止めの薬を飲んでいないのに、翌日は頚椎ヘルニアによる腕のしびれがなくなっていました。
◆月1〜2回のマインドフルネス・セラピーを一年続けてきましたが、なんとこの一年で体重が7キロも落ちました。それまではストレスからお菓子を食べ過ぎていることに気づき、習慣を変えたのです。持病だったパニックも、最近は薬を飲まなくても発作が出ることがなくなりました。(60代女性・会社員)
◆今回のワークショップで印象的だったのは、メッタの瞑想です。先生とお嬢さんが母娘でやっている姿を見て、何故かとても感動して涙が出そうになりました。人を思いやったり自分を大切にするという気持ちが最近欠けていたなと気づくことができました。音声をいただいたので、家で実践しようと思います。(20代女性・会社員)
◆毎日朝晩に取り入れやすいことを教えて頂いたので、早速実践したいと思います。男性ビジネスマンこそ身につけると仕事のパフォーマンス向上になると思いました。(40代女性・講師業)
◆レッスンを受けた効果か、仕事に行っても全然疲れが違いました。昨日から本当に好調で、前日のレッスンのおかげだと思っています。五十肩の痛みも不思議となくなりました。ありがとうございます。(60代男性・飲食店経営者)
◆新しい出発ができることに感謝です。(50代女性・会社員)