マインドフルネス(mindfulness)の由来:パーリ語の <サティ >(sati) (漢語では「念=心をとどめておくこと」) がマインドフルネスと訳された。 ー 1881 Buddhis Suttas by Thomas William Rhys Davids
ベトナム出身の禅師ティック・ナット・ハン師の著書の中では、マインドフルネスは<気づき>と訳されている。
注釈によるとその意味は、 ”今ここに意識をおき、注意深く、入念に、かつ自覚的に対象のありのままの様相をとらえる姿勢・精神状態のことをさす“ とある。
✔ 「気づき」そのもの、自分の意識を今の現実に敏感に保つこと
(ベトナムの禅師ティク・ナット・ハンの定義)
✔ 「ありのままの注意」(bare attention)であり、なんら神秘的なものではない意図的に、今の瞬間に、評価や判断とは無縁の形で注意を払うこと
(マサチューセッツ医学大学院教授 ジョン・カバット・ジンの定義)
慈悲の心があなたを快適に調整する奇跡の慈悲プラクティスとは?
マインドフルネスとは、単に知的な能力だけでなく、自分や他者への思いやりを含めた生き方全体であり、「ハートフルネス」(heartfulness) そのものです。
そのマインドフルネス瞑想の中に、慈悲のプラクティスと呼ばれるものがある。慈悲という言葉は英語の Compassion(コンパッション)からきたもの。マインドフルネス的には 「他者の気持ちに寄り添う」、「人に注意を向けて、その人に寄り添う能力」 といったような意味合いをいう。他者の苦しみや痛みの本質を理解し、その改善に向けて行動に移すことを指す。
「思いやり」の3つの要素はGoogleのいう 「レベル5のリーダーを育てる!」 Affective “I feel for you” 相手を察すること — 情動的要素 Cognitive “I understand you” 相手を理解すること — 認知的要素
Motivational “I want to help you” 「相手を助けたい」という気持ち — 動機的要素
あなたの生き方を追求する奇跡のワークショップ
【講義】
1)なぜ、マインドフルネスが必要なのか
・キラーストレスについて
2)マインドフルネスが生まれた背景
・マインドフルネスの先駆者たち
・グーグル社の取り組みとその成果について
【実践編】
1)アラインメントを整える
・まずは体をゆるめほぐす―緊張と弛緩を繰り返し体をゆるめることで、脳や体をリラックスモードへ誘導
・マインドフルな座り方―丹田を意識した「上虚下実」の状態を知る
2)呼吸を学ぼう
・自分の呼吸を見つめる
・タクティカル·プリージング
3)心のアウェアネス―自分の中心”ハートセンター”に戻ってこよう
・今この瞬間を感じる
・集中状態学ぶ
4)瞑想の実践
・集中瞑想と洞察(視察) 瞑想の実践
・メッタ·メディテーション(慈悲瞑想)
他者に対するコンパッションと、自己に向けたセルフコンパッションを養う
5)実生活におけるマインドフルな生き方と、マインドフルネスの取り入れ方